生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいないと言われています。
では、なぜ赤ちゃんが虫歯になるのでしょうか?
原因の多くはご両親からの感染だと言われています。
虫歯は感染症であるため、周囲の大人を介して虫歯に感染してしまうのです。
大人からの感染を予防するには、
など、お口のスキンシップを控えるようにしましょう。
乳歯が虫歯になりやすいのは以下のような理由からです。
子供の時期に感染防止・予防を心がけることは、お子様の将来のお口の健康につながります。
小児歯科では、赤ちゃんが生まれてから永久歯が生え揃うまでの歯の治療や予防を行います。
乳歯の虫歯でも「そのうち永久歯に生え変わるから」と放っておくと、永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。
お子様の将来のお口の健康を守るため、
当院では、
この2点に重点を置いています。
お子様が歯医者を怖がる一番の原因は「歯医者=痛い」というイメージからです。
当院では様々な工夫を凝らし、出来る限り痛くない治療を行うよう心掛けています。
お子様の恐怖心をやわらげるため、当院では治療にあたり「TSD法」を取り入れています。
TSD法とは?
これらを行うことで不安を取り除き、恐怖心をを和らげることが出来ます。
これは心理学的にも効果があると言われています。
お子様だけでなく、ご両親にもしっかりとご説明し、納得いただいた上で治療を開始するようにしています。
一度治療した歯が二度と虫歯にならないよう、当院では虫歯の再発防止に力を入れています。
12歳になり、永久歯が生えそろった時に虫歯が0であることを目標にしています。
お子様の将来のためにも定期検診を受けられることをおすすめしています。
歯並びの良し悪しを決める要因は先天的要素だけでなく、後天的要素も大きく関わりがあります。むしろ後者の方がずっと大きいと言えます。
具体的には呼吸のしかた、舌の位置、姿勢、生活習慣などです。
これらを改善することは歯並びが良くなるだけにとどまらず、体全体の健康にもつながります。
歯が生え始める生後6ヵ月頃から歯医者で検診を受けていただくことをおすすめします。
この頃はまだ人見知りをすることも少ないため、歯医者に慣れていただきやすいです。
親御さんからお子様に虫歯を移さないように気をつけましょう。
食事後はお口の中が酸性になります。
お口の中が酸性になると虫歯菌の活動が活発になります。
お食事は一日三回までとし、だらだら食べるのはやめましょう。
おやつもきちんと時間を決めて食べるようにしましょう。
虫歯菌は糖分をエサにして増殖します。
お砂糖をたっぷり使ったお菓子より、ふかし芋や栗、砂糖不使用のおやつ、キシリトールを使ったガムやタブレットなどがおすすめです。
ブラッシングは毎食後、一日3回が望ましいです。
出来る限りまめに歯みがきするようにしましょう。